脚本

 DVD-RWに退避させていた、ガッキー主演の「彼女の恋文」を見ました。
 “軽い”女の子がひとりの人との出会いで変わる、親子間と嫁姑間はうまくいってないけどおばあちゃん孫間は悪くない、おばあちゃんは戦争で好きな人との間を裂かれた、などありがちな展開もありつつも、今まで見た事ないようなモノを見せてもらった感がいっぱいで感動した。初主演ドラマがベタ過ぎたせいもあるかもだけど。

 以前逆パターンでおじいちゃんが孫のフリして文通するドラマも見た事あるはずだし、基本的にどんな話を見せられてもデジャヴがあるここ数年だけど、それでもなんかすげーと思えた。
 小説ってのは具体的に“中の人”(の見た目)をそんなに想定しなくてもいいけど、脚本だと特定の人をイメージして書いても違和感ない、当て書きできる、っていうのもある。妄想してるアイディアの蓄積もないのに、自分探し勘違いOLじゃないけどそっちの人になりたいとか思ってしまった。